カーテンウォールの市場性

先進諸国の、無秩序な経済活動、及び、発展途上国の、先進国化に伴う、経済活動等によって、森林等が持つ、『自然浄化能力』を、はるかに超える、『 CO2 』が、毎日 昼夜を問わず、排出され続けております。この『 CO2 』が、地球温暖化現象を、引き起こしている 主な原因の一つにあげられ、世界各地域で、異常な気象現象をもたらし、人類の環境を著しく破壊し始めており、このまま推移しますと、向う、半世紀後には地球環境は、再生不可能に成ると推測されます。

この様な事を迎えなくて済むように、人類は、『 CO2 』の排出削減を『 自然浄化能力 』の域まで、到達するように、あらゆる努力を継続し続けなければならないと思います。 直ちに、全エネルギーの全てを再生可能なエネルギー(風力、地熱、太陽光、水力等)に、置き換える事は、難しい事でありますが、果敢に挑戦し実行する事、エネルギーの無駄使いを徹底した削減により、再び元の地球環境に戻すことが出来ると思います。

弊社が携わっている建築業で、『 CO2 』削減に寄与出来る分野としては、居住空間(個人住宅、商業施設)等を、断熱仕様で施工するだけで、多大なエネルギーの削減が、可能と成ります。
これに照明、及び設備等を加えると、さらなる削減が期待できるでしょう。

その一例として 代表的な建物をあげますと、自動車販売店のショールームです。

大開口部で、しかも透視性を、必須条件とした建物は沖縄から、北海道まで、その数は、膨大な量になります。 これらの建物は、『 CO2 』の削減と云う観点からすると、建物として、必須条件である 大開口部と、透視性に、新に、断熱性の、機能を加える事を、今後は強く社会が求めてくることでしょう。 すでに、多少の透視性を犠牲にしてでも、断熱化を計った、ショールームも出現しております。

そこで弊社は、従来からの『 ガラス張りスクリーン 』と、比較しても遜色のない、透視性、断熱性を、有した大開口部のガラススクリーンを可能とした、ガラス張りカーテンウォール、『 テンション・カーテンウォール 』を持って、この分野へ、本格的に参入を図っております。

居住空間の断熱化は、もはや、寒冷地域(暖房)、温暖地域(冷房)、の区別を問わず、共通の仕様に成りつつあり、市場は、日本列島、津々浦々にまで及びます。加えて、既存の『 ガラススクリーン工法 』で施工されていた、ショールームの『 断熱化への変換ミッション 』まで含めますと、膨大な市場と推測しております。