カーテンウォールの構成

この商品の構成を述べるに当たり、先ず御紹介したい事柄が有ります。「冒頭」で若干記述しましたが、この商品は国内で初めて、バックマリオン材(方立)の軸方向に対し、常に安定した、一定の張力を付加する「張力調節装置」と「張力維持装置」を装備した、カーテンウォールです。
この2つを装備することにより、風圧等によるバックマリオン材(方立)の「たわみ量」が、従来から施工されて来た工法(単純梁)の、約1/5程度迄少なく成ります。
よって断面積も、小さな部材に置き替える事が可能と成りました。
最大限の透視性を実現するためには、必要不可欠の技術であり、これらを支えているのが①~⑩迄の主な部材、部品等です。

①4方枠(SUS-304)板厚1.5 m/m、曲げ加工品(HL仕上げ)
ステンレス鋼材 枠見込100~120 m/m、見付60m/m
ガラス溝幅=40~50 m/m
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②バックマリオン材(方位)(SS-400)H型鋼、I型鋼、平鋼、構造用炭素鋼管、構造用角形鋼管、
等の単一鋼材、及びビルドアップ形鋼
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③上部フアスナー及び構造体との接合部ラケット(SS-400)鋼板、板厚9~12 m/m、加工品  img01-001
④張力調節装置(特許)(SS-400)上部フアスナーの部品の中に組み込まれています。
30~36Φネジ鋼棒、及び締付(張力発生)ナット(2重ナッ
ト)
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⑤張力維持装置(実用新案)上部フアスナーの部品の中に組み込まれています。
コイルバネ(バネ鋼々材 SUP材、熱間成形圧縮スプリング)
外径=71.5~148.0 m/m、高さ=100~240 m/m、
張力性能=202.0~5045.0 kgf/m/m2
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⑥ガラス受けブラケット(SS-400)鋼板、板厚=6~9 m/m 板加工、又は平鋼(幅=75 m/m×(板
厚6~12 m/m)
出幅 L=120~180 m/m程度)
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⑦ベースプレート(SS-400)鋼板、板厚12 m/m(W=250×H=250)  img01-001
⑧ガラス押え押縁プレート(SUS-304)ステンレス鋼板、板厚=9 m/m、(HL仕上げ)
75 m/m×9 m/m L=120~150 m/m
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⑨ガラス・ペアーガラス(中間空気層12~16m/m)※各種板ガラスの組合せ
・合せガラス ※各種板ガラスの組合せ
・延焼部対応ガラス
※網入ガラス、又は、耐熱ガラス
+各種板ガラス組合せ
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⑩アンカーボルト (SS-400)鋼棒22Φ <別途工事>以上の部材等を持って構成されています。 img01-001